血糖値への影響

たばこ

糖尿病と診断された方でたばこを吸っている場合、医師に喫煙をやめるよう指示を受けることになります。たばこを吸うことで血糖値に直接影響はないのですが、なぜ禁煙を勧められるのでしょうか。

理由としては血糖値が高いと血液がドロドロになって血流が悪くなり、血管が硬くなるため、高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの2次的な病気を引き起こすことが多いのです。こういった状況でたばこを吸うと血管が収縮し、血圧が上がるため、血栓ができやすくなり血管が詰まってしまうことになり、さらに2次的な病気を引き起こす危険性がグッと増すわけです。手足の先の抹消部で血管が詰まると壊疽がおこり、ひどい場合は手足を切断せざる負えなくなります。

高血糖の場合、喫煙によって症状が悪化し、場合によっては命に関わる重篤な病気を引き起こすことが分かるかと思いますが、では禁煙にはどういった方法があるでしょうか?もちろん心の強さでやめるのが一番望ましいのですが、たばこは依存度が高い場合が多いので、なかなか簡単にはやめられないものです。

近年禁煙外来といって病院の保険内で禁煙を行っている病院が増えました。禁煙外来ではどれくらい依存しているかまずテストを実施し、喫煙歴や量などから治療の方針を決めます。禁煙外来の費用に関する保険適用は5回までですのでそれ以降は保険外となります。

ニコチンパッチやガムや経口薬を使用し、患者の状況を診た医師と相談の上治療を開始します。高血糖の方の場合、禁煙は治療に必須ですので、自分の力では禁煙できないがお金がかかっても何としても禁煙したいといった場合有効な手段です。