高血糖
食後高血糖
健康な人は食後2時間後の血糖値が80~180mg/dl未満に抑えられるようコントロールしています。日本人は欧米人に食ら寝てインスリンの分泌量が少ないため、食事直後のインスリン分泌低下が激しいとも言われています。
糖尿病と判断されるのは健康診断で測定される空腹時血糖値に異常が見られる場合が多いですが、糖尿病と判断される前に初期状態として何年か食後の血糖値だけが異常に高い食後高血糖の時期があることが最近明らかになっています。食後高血糖は一般的健康診断では検査していないので分かりにくいのですが、この段階で食事療法や運動療法を始めると血糖のコントロールに効果があるということも明らかになってきました。
空腹時の血糖値が正常であっても食後の血糖値が高いことで血管を傷つけ、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞、ガンなどを発症しやすくなり、認知症などにも影響があるといわれています。こういった意味でも食後高血糖には非常に注意が必要です。
特に親族や家族に糖尿病がいる方や肥満気味の方、不規則な生活で食生活が乱れがちな方、運動不足の方は食後高血糖を調べてみることをお勧めします。健康診断ではわからないので、まず医療機関で食後1~2時間後に血液検査で血糖値を見てもらうと良いでしょう。
糖尿病治療と同様、食事療法と運動療法を根気よく行うことで肝機能に異常をきたす前に血糖値をコントロールすることができるようになれば、糖尿病への進行を食い止めることができるかもしれません。