血糖値を下げるには

特定保健用食品

特定保健用食品の中に食後の血糖値の上昇を緩やかにするというものがあります。特定保健用食品とは、国が食品に健康表示を許可する制度で、平成3年から導入されています。

厚生労働省型生活習慣の改善に役立つと認められた食品で、保険の用途・効果を具体的に表示することが許可されています。このほかに特定保健用食品の効能として挙げられているものは、コレステロースが高めの方に適するもの、血圧が高めの方に適するもの、歯の健康維持に役立つもの、食後の血中中性脂肪が上昇しにくいものなどです。

難消化性デキストリンという食物繊維の一種が入っているものは食後の血糖値の上昇を穏やかにできるといわれています。ポリフェノールは酸化を抑制するだけでなく、糖の吸収を穏やかにする作用があります。小麦アルブミンは糖質を分解するアミラーゼという酵素の働きを抑えます。アミラーゼは糖質を分解して消化吸収しやすくする酵素ですので、働けば働くほど血液中血糖値が上昇します。そのほかにも糖の吸収を穏やかにするL-アラビノース、腸内でαグルコシダーゼを阻害し、ブドウ糖への分解を抑制する豆鼓エキスなどがあります。

ただし、あくまで特定保健用食品は薬とは違い、血糖値の上昇を穏やかにすることはできても、顕著に下げることができるわけではないため治療にはなりませんが、食事療法の補助的な役割を果たすことはできるでしょう。あと気を付けたいのは糖尿病治療に薬物治療を用いた場合、併用が望ましくない場合がありますので、医師に相談して摂取したほうが良いでしょう。また、健康食品と特定保健用食品は違います。まぎらわしいものも多く出ていますので注意しましょう。