血糖値の測定
血糖値のメカニズム
血糖値は1日を通して常に変化しています。正常な人の場合、食後は血糖値が上昇し、食後約2時間程度で正常値に戻ります。飲んだり食べたりしたものは、体で使われるエネルギーになるために必要な成分に分解されます。吸収された糖が血液中に入ると、膵臓でインスリンが産生されます。インスリンは糖を細胞に取り込み、エネルギーに変えられます。血糖値が正常に戻るとインスリン産生が低下し、正常値へと保つ仕組みになっています。
炭水化物を大量に摂取した場合や65歳以上人は食後の血糖値が高くなる傾向があります。インスリンが体内で充分に産生されない場合血糖値が高くなり、細胞に糖が不足するため糖尿病やその他の合併症を引き起こします。
逆に低血糖症の場合、過剰な糖の摂取などが原因で血糖コントロール機能がおかしくなり、分泌するインスリンの量が過剰になりすぎることで必要以上に血糖値が下がってしまいます。食後血糖値が急激に減少すると血中のブドウ糖をエネルギーとしている脳の機能に影響を与え、冷静な思考回路が保てなくなります。
こういった危険を回避するため血糖値が下がるとアドレナリンやノルアドレナリンなどの血糖値を上げるホルモンが分泌されます。しかし、これらのホルモンは交感神経を興奮させるため、過剰なインスリンに対応するため大量に分泌されると精神症状として緊張・興奮・怒り・不安・過敏などを引き起こします。過剰分泌されたアドレナリン・ノルアドレナリンが酸化するとアドレノクロムに変化し、幻聴・幻覚の原因となるといわれています。