血糖値の測定

血液検査

穀物に含まれる炭水化物は体内で分解され糖質になり、腸から吸収されぶどう糖として血液中に存在し、体内に運ばれます。これを血糖といい必要なエネルギーとして体内で重要な役割を果たします。血糖値は食事の前後で大きな違いがあるため、基本的に病院での検査の場合空腹時の血糖値を調べます。前日の夕食後から絶食し、早朝空腹時に採血します。前日夜から採決までは運動も控えたほうがよいでしょう。血液検査は病院によって多少の開きはあるものの、5000円前後で受けることができます。

血液検査によってこの血糖の値を測ることで糖尿病や低血糖症などの病気の原因を見つける手立てとなります。基準値内は60~110mg/dlです。血糖値が高く基準外の場合、110~126 mg/dlなら軽度、126~300 mg/dlなら中等度、300 mg/dl以上は重度と判断されます。血糖値が低く基準外の場合、50~70 mg/dlなら軽度、50 mg/dl以上なら重度と判断されます。朝食前の空腹時の血糖値が120mg/dl以上の場合糖尿病が疑われますので75gのブドウ糖を摂取する負荷試験でさらに詳しく検査します。また、食後何時間経過しているかに関わらず200mg/dlであれば糖尿病である可能性が非常に高いと言えます。

検査結果によって高血糖値の場合、糖尿病、慢性肝炎、肝硬変、膵炎、膵癌、甲状腺機能亢進症などの疾患が疑われます。低血糖値の場合はインスリノーマ(すい島腺腫)、甲状腺機能低下症が疑われます。

血液検査結果や基準値は検査方法などにより値が異なってくる場合もありますし、生理的変動によって左右されますので、数字が基準値から少し外れたからと言って病気だとは言えませんが、異常がある可能性があれば医師から再検査・精密検査を指示されますので、病気の早期発見のためには検査を定期的に行うことは大切なことです。