低血糖

原因

血液中の血糖値(グルコース濃度)が日常生活に差し支えるほど低くなってしまう症状、これが低血糖です。

糖尿病の患者は血糖値を下げるために使用するインスリンなどの薬品が原因で起こることがよくあります。体重が減少傾向にある人や腎不全の人は低血糖を起こすことが多いようです。

また高齢者はスルホルニ尿素薬のせいで低血糖になりやすいようです。薬の服用後、食事量が少なかったり運動量がいつもより多かったりすると血糖値が下がりすぎる場合があります。他には糖尿病に長いことかかり、重症の人はグルカゴンやエプネフリンの産生力が下がり、血糖値が下がるのを防ぐことができないことがあるようです。

空腹時に低血糖が見られる場合があります。健康であれば通常絶食しても簡単には低血糖にはならないのですが、ウイルス性肝炎や肝硬変など肝臓に異常がある場合糖を蓄える機能が弱くなり低血糖を起こす場合があります。他には糖消費を抑える酵素に異常がある乳児や子供も空腹時に低血糖を起こします。

絶食や激しい運動、過剰なアルコールの摂取も一時的に低血糖を引き起こすことがありますが、こういう場合はブドウ糖注射ですぐ改善できます。

他には胃の部分切除など術後には糖が非常に早く吸収され、インスリン生成が過剰になる場合があります。アジソン病などで下垂体や副腎のホルモン産生量が低下しておこることもあります。近年慢性的なストレスや無理なダイエットなど心因性の低血糖が増えており、注意が必要です。